掲載日:2026-09-29 / 産地・素材
『香るNAGANO』とは|林地残材から精油をつくる県・生産者・企業の連携
森の香りを地域の商品にするには、木を集めて蒸留するだけでは足りません。長野県の『香るNAGANO』は、使われていなかった森林由来の資源を精油に変え、抽出技術、生産、商品企画を別々の担い手がつなぐ取り組みです。
発表日:2026-09-17 / 一次情報確認日:2026-09-29
どんな資源を使うのか
長野県は林地残材や製材端材など、森林由来の未利用資源から得られる精油の活用を進めています。素材を地域にあるからという理由だけで使うのではなく、どの部位をどの方法で抽出し、安定した品質で供給できるかが商品化の鍵になります。
県の林業総合センターが精油生産の研究・指導、県内生産者の団体が生産、アットアロマが商品開発を担当しています。2026年9月9日時点で、推進コンソーシアムには66者が参加していました。
研究成果から販売へ
県は2026年9月に共同研究成果を発表し、9月25日から11月8日までをキャンペーン期間としています。県内外での販売やワークショップの予定が案内されています。ただし、予定されている販売と、実際の売上や継続調達の実績は別です。
産地の香りを選ぶ人は、植物名だけでなく、産地、抽出部位、ロットごとの品質情報を見てください。地域性を訴える商品ほど、原料の由来が説明できることが大切です。
他の地域でも参考になる点
研究機関が抽出を支え、生産者が量と品質を担い、商品開発企業が使う場面を考えるという役割分担は、産地の小さな精油づくりに参考になります。一方、原料の継続供給や蒸留コストが公開資料だけで十分に分かるわけではありません。
地域の精油を選ぶときの視点
- 植物のどの部位を使い、誰が蒸留しているか確かめる
- 産地の物語と、供給量・品質情報を分けて見る
- イベントや販売の予定は公式情報で更新を確認する
一次情報
長野県の発表資料です。販売やイベントの日程は変更される可能性があるため、最新情報は公式案内で確認してください。
香りと安全について
地域産や天然の精油でも、原液の肌使用や飲用は避け、用途と希釈の表示を守ってください。香りが苦手な人のいる空間では拡散を控えましょう。
最終更新日:2026-09-29 編集:アロマテラピールーム編集部 組織監修:DropNote