アロマテラピールーム楽しみ方>ブレンドノート入門|トップ・ミドル・ベースと香りの記録

ブレンドノート入門

精油を組み合わせるときは、香りの立ち上がりと残り方を見るとバランスを取りやすくなります。トップ、ミドル、ベースという考え方は、香水だけでなく、芳香浴やルームスプレーなどのアロマブレンドにも役立ちます。

ただし、最初から難しく考えすぎる必要はありません。好きな香りを1本選び、そこに少し足して印象がどう変わるかを記録していくと、自分に合う香りの組み立て方が見えてきます。

ブレンドで見る3つの時間

最初に広がる香り

柑橘やミントのように軽く立ち上がる香りです。第一印象を明るくしたいときに役立ちます。

中心になる香り

ラベンダーやゼラニウムのように、ブレンド全体の雰囲気を支える香りです。迷ったらここを軸にします。

あとに残る香り

サンダルウッドやフランキンセンスのように、ゆっくり残る香りです。入れすぎると重く感じることがあります。

3つのノート

ノート香りの特徴代表例使うときのコツ
トップノート最初に広がる軽い香りオレンジ、レモン、ペパーミント、ユーカリ第一印象を明るくしたいときに少量足します。飛びやすいので時間変化も確認します。
ミドルノートブレンドの中心になる香りラベンダー、ゼラニウム、ローズマリー、クラリセージ軸になる香りとして選びやすく、初心者はここから決めると組み立てやすいです。
ベースノートゆっくり残る深い香りサンダルウッド、ベチバー、フランキンセンス、ベンゾイン少量でも印象が強く出ます。1滴から試し、重くなりすぎないようにします。

初心者向けの進め方

  1. 使う場面を決める:玄関、寝る前、仕事前、読書中など、香らせたい場面を1つに絞ります。
  2. 好きな香りを1本選ぶ:ブレンドの中心にする香りを決めます。迷ったらラベンダー、オレンジ、ゼラニウムなど親しみやすい香りから始めます。
  3. 足したい印象を決める:軽くしたいならトップ、落ち着いた印象にしたいならベースを少量足します。
  4. ムエットやティッシュで確認する:作った直後、5分後、30分後の印象を比べます。
  5. 滴数と印象を残す:よかった組み合わせだけでなく、強すぎた組み合わせも記録します。

比率の目安

芳香浴で試すなら、合計3〜5滴程度から始めると扱いやすいです。たとえば、トップ2滴、ミドル2滴、ベース1滴のように、ベースノートを控えめにすると重くなりにくくなります。香りが強い精油は1滴でも十分に存在感が出るため、最初は少なめにしましょう。

仕上げたい印象配合の考え方
軽く明るいトップを多め、ベースは入れないか少量オレンジ2滴、ラベンダー1滴
やわらかく整えるミドルを中心に、トップを少し足すラベンダー2滴、ゼラニウム1滴、ベルガモット1滴
落ち着いた雰囲気ミドルを軸に、ベースを1滴だけ足すラベンダー2滴、フランキンセンス1滴

ブレンドノートに残す項目

記録を残すと、偶然うまくいった香りを再現しやすくなります。小さなメモでよいので、日付、使った精油、滴数、使った場面、作った直後の印象、時間がたった後の印象、次に変えたい点を残しましょう。

  • 香りの印象は「明るい」「甘い」だけでなく、「青さがある」「粉っぽい」「木の感じが残る」など自分の言葉で書きます。
  • 同じ精油でもメーカーやロットで印象が変わることがあります。商品名や購入時期も残すと見直しやすくなります。
  • 肌に使う予定がある場合は、芳香浴とは別に希釈濃度やパッチテストを確認します。

よくある失敗と調整

起こりやすいこと原因の例調整方法
香りが強すぎる滴数が多い、ベースノートが多い、部屋が狭い滴数を減らし、換気できる状態で短時間から試します。
すぐ香りが消えるトップノートだけで組んでいるミドルを軸にするか、ベースを1滴だけ足して変化を見ます。
まとまりがない精油の種類を一度に増やしすぎている2〜3種類に戻し、中心になる香りを決めます。

よくある質問

Q. トップ・ミドル・ベースは必ず全部入れますか?
A. 必ず全部入れる必要はありません。初心者は好きな香りを中心に、足りない印象を少量足すところから始めると調整しやすくなります。

Q. 何滴くらいから試すとよいですか?
A. 芳香浴で試す場合は、合計3〜5滴程度の少量から始めます。香りが強く感じる場合は滴数を減らし、換気できる環境で試しましょう。

Q. 肌に使うブレンドも同じ考え方でよいですか?
A. 香りの組み立て方は参考になりますが、肌に使う場合は希釈濃度、光毒性、パッチテスト、基材の使用可否を別に確認してください。

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安全に楽しむために

この記事は、アロマテラピーを日常で楽しむための一般的な情報です。医療的な診断や治療、特定の効果を保証するものではありません。体調に不安がある場合、妊娠中・乳幼児・高齢者・持病や服薬がある場合は、使用前に専門家へ相談してください。

最終更新日:2026-07-01 編集:アロマテラピールーム編集部(運営会社 / 記事ポリシー