ミルラ精油の香りと使い方|重い樹脂調を慎重に
![]() ミルラ(没薬) |
フランキンセンスのページでも触れましたが、古代エジプト時代には、フランキンセンス・ミルラを太陽の神・月の神に捧げるものとして神殿で焚かれるように。フランキンセンスやミルラはゴールドと同じくらいの価値があった当時、王族・貴族しか楽しむことはできなかったそう。 また旧約聖書にも度々登場します。キリスト誕生の時、東方の三賢者から使者がフランキンセンス・ミルラ・黄金を贈りました。フランキンセンスが神、ミルラが救世主、黄金が王位を、それぞれ象徴していると言われます。 ミルラは古代より、病から人々を救う医者の象徴=救世主とされていました。 |
学名: |
Commiphora myrrha |
科名: |
カンラン科 |
抽出部位: |
樹脂 |
抽出方法: |
水蒸気蒸留法 |
香りの印象・使われ方: |
ほろ苦い樹脂調・重厚なベースノート・静かな夜のブレンド・香りに深い余韻を出す使い方・少量で個性が出る精油 |
香りの種類: |
樹脂系 |
ノート: |
ベース |
香りの度合: |
強 |
相性の良い精油: |
クローブ・フランキンセンス・ラベンダー・ベルガモット・プチグレン・ローズ・ネロリ・カモミール・マージョラムスウィート・イランイラン など |
※注意・禁忌※: |
・妊娠初期の使用は避けましょう ・香りが強いので量に注意 |
気分に合わせた使い方: |
静かに過ごしたい夜や、香りに重心を出したいときにごく少量で使います。気分への変化を約束するものではありません。 |
身体まわりのセルフケア目安: |
口内、のど、肌トラブルなどへの対応を目的にしません。違和感や症状がある場合は医療機関へ相談しましょう。 |
肌に使う場合の目安: |
肌に使う場合は低濃度で慎重に確認します。妊娠中、敏感肌、持病や服薬がある場合は使用を控えるか専門家へ確認してください。 |
ミルラの香りの使い方メモ
ミルラは樹脂系の精油で、ベースに感じやすい香りです。芳香浴では少量から試し、香りが強いと感じるときはラベンダーや柑橘系の精油と合わせると使いやすくなります。
ブレンドではクローブ・フランキンセンス・ラベンダー・ベルガモットなどと相性が良く、目的に合わせて香りの印象を調整できます。肌へ使う場合は必ず低濃度に希釈し、注意・禁忌を確認してから使いましょう。
関連する目的別ページ
この精油が気になる方は、次の目的別ページも参考になります。
・スキンケア:肌をすこやかに保つケアでもよく扱われます。
・喉の不快感が気になるとき:呼吸まわりをさわやかにしたい場面で参考になります。
・リラックスしたい:気持ちをゆるめたいときの香り選びに役立ちます。
・樹脂系の香り:落ち着きのある深い香りを探せます。
ミルラ精油をブレンドで使うコツ
ミルラは、フランキンセンスよりも重く、ほろ苦い樹脂感が出やすい香りです。香水調や夜向けのブレンドで奥行きを足したいときに、ごく少量だけ加えると扱いやすくなります。
口内や粘膜には使わず、体調不良や肌トラブルへの対応として使わないことが大切です。香りが濃いと感じたら、換気して使用量を減らしましょう。
よくある質問
ミルラ精油は香りが強いですか?
重く残りやすい香りです。芳香浴でも少量から試し、ブレンドでは最後に少し足して調整しましょう。
フランキンセンスと一緒に使えますか?
使えます。どちらも樹脂系ですが、ミルラを入れすぎると重くなりやすいため、フランキンセンスを多め、ミルラを少量にするとまとまりやすくなります。
口やのどのケアに使えますか?
口内や粘膜には使わないでください。違和感や痛みがある場合は医療機関へ相談しましょう。
妊娠中でも使えますか?
妊娠中は使用を控えるか、専門家へ確認してください。香りに迷う場合はより穏やかな芳香浴にしましょう。
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安全に楽しむために
この記事は、アロマテラピーで一般的に扱われている精油の香りや使い方を紹介するものです。医療的な診断や対応、特定の働きの保証を目的とするものではありません。
精油は植物由来であっても高濃度の芳香成分です。肌に使う場合は必ずキャリアオイルなどで低濃度に希釈し、妊娠中・乳幼児・高齢者・持病や服薬がある方は使用前に専門家へ確認してください。香りや肌に違和感がある場合は使用を中止しましょう。

